化学物質の部分構造の分類ルールおよび部分構造の切り出しの定義を更新しました。
更に、構造 C 判定に皮膚感作性の反応性に関する部分構造の一部修正と精度向上のための部分構造を追加しました。
引用文献
皮膚感作性の部分構造の引用文献:
ENOCH, S. J.; MADDEN, J. C.; CRONIN, M. T. D.
Identification of mechanisms of toxic action for skin sensitisation
using a SMARTS pattern based approach.
SAR and QSAR in Environmental Research, 2008, 19.5-6: 555-578.
DOI 10.1080/10629360802348985.
Avarilable from:
https://doi.org/10.1080/10629360802348985
生態毒性への適用の評価に関する文献:
FURUHAMA, A.; HASUNUMA, K.; AOKI, Y.; YOSHIOKA, Y.; SHIRAISHI, H.
Application of chemical reaction mechanistic domains to an ecotoxicity QSAR model,
the KAshinhou Tool for Ecotoxicity (KATE).
SAR and QSAR in Environmental Research, 2011, 22.5-6: 505-523.
DOI 10.1080/1062936X.2011.569944.
Avarilable from:
https://doi.org/10.1080/1062936X.2011.569944
► 論文情報(論文ファイルへのオープンアクセスが可能です)
FURUHAMA, A.; TOIDA, T.; NISHIKAWA, N.; AOKI, Y.; YOSHIOKA, Y.; SHIRAISHI, H.
Development of an ecotoxicity QSAR model for the KAshinhou Tool for Ecotoxicity (KATE) system,
March 2009 version.
SAR and QSAR in Environmental Research, 2010, 21.5-6: 403-413.
DOI 10.1080/1062936X.2010.501815.
Avarilable from:
https://doi.org/10.1080/1062936X.2010.501815
2009-03-16
スタンドアロン版「Kate on PAS」を公開しました。
2009-03-09
生態毒性予測システム(KATE)を更新しました 。
スタンドアロン版の追加
大分大学との共同研究により Windows XP および Vista 上で動作する生態毒性予測システム KATE の
スタンドアロン版「KATE on PAS」を開発し、国立環境研究所の交換サーバーからダウンロード配布可能にする予定です。
概要は kate3.nies.go.jp/onpas.html をご覧下さい。
Web コンテンツのページの更新
KATE の入力画面の改編、結果表示画面をシンプル化し、操作性も向上させました。
インターネットで公開するKATEは「KATE on NET」です。
データ追加、計算アルゴリズム
これまで平成 18 年 12 月の環境省生態影響試験結果に基づき QSAR 式の構築を行っていましたが、
平成 20 年 3 月の環境省の生態毒性試験結果を追加し、 QSAR 式の見直しを行いました。
また、「KATE on NET」でもスタンドアロン版と同じ計算結果を得るため、部分構造の取得プログラムを
「KATE on PAS」と同一にしました(大分大学と共同研究を行い開発)。